国際送金法 - 香港

国際送金法 - 香港

Nov 01 2021

香港はシンガポールやニューヨーク、ロンドンなどの都市と並んで、世界最大の金融の中心の一つとされています。世界的な金融ヘビー級といった評判によって、香港でのビジネスを促進・育成するために、送金に関する法律が定めらました。香港との送金方法は複数ありますが、それぞれの送金方法には様々な送金法が適用されます。


香港は現在、完全に転換可能な通貨である香港ドル(HKD)を保持しており、資本規制のない自由を誇っています。貯金を全て送金するか、少額を自宅に送金するかに関わらず、香港との間で自由に送金することができます。


送金ルール 

マネーロンダリングに関する国際金融活動タスクフォースでは、8,000HKD以上の送金や両替を行う際には、送信者が身分証明書や渡航文書、有効な住所や電話番号を提示して証明する必要があります。 身元は住所と番号とともに送金エージェントまたは両替業者によって記録・保持されています。8,000HKD以上の金額を受け取る場合も同様です。


本人確認ができない場合、送金エージェントは法律により8,000HKD以上の取引を禁止することが義務付けられています。


仮想通貨ポリシー

最近の中国と香港の出来事を考慮すると、香港では近い将来、仮想通貨のポリシーが変更される可能性があります。現時点では、仮想通貨の所有と取引はSFC(Security and Futures Commission)によるデジタル資産に関する法律の対象となっています。香港では善意で取得した資産であれば、企業や個人向けの仮想通貨の所有を制限されていません。  


ATM及び現金の引き出し 

香港のATMでの引き出しには様々なルールが適用されており、中には特定の銀行に依存するものもあります。ATMでの平均最大引出額は約20,000HKDで、外貨口座から両替する場合には手数料と、プロバイダーから請求されるATM手数料がかかります。


銀行送金限度額と手数料

香港での国際銀行送金は、最低1,000HKD(50USD)を超えなければなりませんが、上限額はありません。国際銀行送金の手数料は、使用するサービスによって高額になる可能性があります。多くのサービスでは送金設定に50USDから始まり、サービスによっては120~240HKDの手数料がかかり、さらに同日中に処理する場合は40HKDが追加されます。 

 

また、STICPAYのようなe-Walletを利用すれば、よりコストを抑えることができます。STICPAYが備えている現地国内銀行での送金機能を通じて、30HKD+2%の手数料で取引を行い、1~2営業日以内に送金が完了します。 


香港のSTICPAY現地銀行送金機能

現地銀行送金は、STICPAYが提供する自国通貨で現地の銀行口座に資金を受け取ることができる機能です。このシステムを利用することで、仲介銀行の必要性がなくなり、時間とコストを削減することができます。仲介銀行を利用すると、2~3日の処理時間と5%の送金手数料がかかりますが、STICPAYの現地銀行送金機能では、処理時間がたった1日で済み、手数料も1~2%と大幅に安くなります。 

 

STICPAYの香港現地銀行送金サービスの詳細については、こちらをご確認ください。